【学校園】十三夜のワークショップ
【学校園】2008年
庭仕事の楽しみ ーお節供編ー
十三夜のお月見
http://www.r-school.net/program/workshop/vol29.html
当日のテキスト抜粋
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学校園 庭仕事の楽しみ お節供編
十三夜のお月見
旧暦8月15日は「仲秋の名月」別名「芋名月」
旧暦9月13日は「後の月見」別名「栗名月」「豆名月」今年は10月13日にあたる。
どちらか一方を見ないのを「片見月」と言って忌む。
◎十三夜は日本独自の風習。 → 満ちる前、成熟の一歩手前、不足の美、未
完成の美
*お供えのかたち
○収穫を感謝するお祭りで、それをもたらしてくれるのが月の神様。
米の農家では、米作りにまつわる農具や、米から作る酒の徳利を花入れに
見立てて、お団子を備えて、ススキを飾り、縁側などのお月様を拝める場
所に設える。おまんじゅうやおはぎを供えるところも多い。
お団子も十五夜の里芋(きぬかつぎ)も、お月様のメタファーである。
*ススキは依り代。
学名:イネ科 ススキ属
Miscanthus sinensis (mischos…柄のある小さい穂、anthus…花
sinensis…中国の)
和名;ススキ、芒、薄
別名;尾花、茅、乱れ草、美草(みくさ)、袖振草
茅葺き屋根ー野焼きー茅場町など
+秋の七草
「萩の花尾花葛花なでしこの花、をみなえしまたふじばかま朝がほの花」
(山上憶良/万葉集)
○満ち欠けを繰り返し、死と再生を繰り返す月は、実りと枯死を繰り返す植物と類同的なもの。月の満ち欠けが普遍のリズムに見え、一度消えた月がまた細い新月となって「再生」する。そこに月は生きていると言う実相をみた。穀物神は女性で、身体から食物を生じさせた神は、子を産む女性と重なる。
→地母神
日本だけではなく、西欧や中東、南米、インド、中国など、月の神と大地
の豊穣を司る神は結びつけて考えられている。
・例)ツクヨミノミコトとオオゲツヒメの死と再生の儀礼→五穀誕生
・神話以前から、月への畏れ、月への祈りがあった。客神(マレビト)とし
ての月(←折口信夫)
*月と水
・「月から水が降ってくる」と言う考え方はバビロニアにもインドにもメキシ
コにも見られる観念。
・月と不死(月の再生と生命の源としての水)
→若水
*月と農業
・月から降るその水が植物を育てる。南米のある部族は月の事を「草の母」
と呼び、南フランスの一地域の農民は新月に種まきし、下弦の月で収穫す
るなど。
・朝夕力との関係。
・崖の上のぽにょ
→地球に近づいた大きな月。あふれた海。生命の爆発。
○花を活ける
・依り代を立てる。
・音を聞く。
・「ツクヨミノミコトなどといふ神典の上の神の感じとは別に、月の神を感じ
ており、その月の神に花をさしあげるのが、月見というものです」(折口信
夫『日本美』)
2008/10/11
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ススキは依り代。
うつわは石原稔久(つぐひさ)作
あわもちきびもち
穀物神でもある月の女神にお供え
口の広いおおきなうつわ。
落ちていた枝を花留めにして活けます。
とるひといけるひと
石田さんのはな
みなさんの作品は十色。
皆で感想を。他の人のを観ることはとても大事だと思う。
